減量前に、適正エネルギーを知ろう


コレステロールを下げるためには、肥満を解消する必要があります。

コレステロールを下げる方法を模索中の患者

武さん「コレステロール博士、会社の保健師さんから、わたしはコレステロールが高いうえに肥満の仲間入り(BMI「25」以上)になったので、どうしても減量が必要だと言われました。痩せればコレステロールは下がるのでしょうか?どれぐらい食べる量を減らせば肥満を解消できるのでしょうか?

コレステロールを下げる専門医

コレステロール博士「保健士さんの言うとおり、コレステロールを下げるためにに、特に肥満の方は減量することが必要です。その前に自分の身体にあった適正エネルギーを知る必要があります。

痩せればコレステロールを下げることができるのか?

コレステロールを下げるために肥満解消を! これは自分の高コレステロール血症の理由を知ることが必要です。もし、遺伝ではなく、生活習慣の乱れによる肥満で、コレステロールや中性脂肪た高くなったのであれば、減量によって、肥満を解消することが必要です。

肥満を解消すれば、血中の中性脂肪が低下してゆきます。それに伴い悪玉コレステロール(LDL)も低下してゆき、善玉コレステロール(HDL)が上昇するのです。

したがって、肥満が原因でコレステロールが高いなら、肥満を解消するために減量に取り掛かることが治療になります。

自分の適性エネルギーを知ろう

コレステロールを下げるために減量が必要だからといって、やみくもにダイエットするなら長続きしないかもしれません。計画性が必要です。どれぐらい食事を控えることが必要なのか、どれくらいの期間かかるのかを知る必要があります。

計画的に減量するために、まず自分の適性エネルギーを把握しましょう。

適正エネルギーの計算方法

適正エネルギー(Kcal) = 標準体重(㎏) × 活動量(25~30kcal)

肥満解消をのために、適正エネルギーを知ろう         {標準体重(㎏)=身長(m)×身長(m)×22}

活動量とは自分の生活スタイルと関係しています。以下に代表的なものをあげます。

  • 重労働の活動量・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35kca以上
  • 普通労働(立ち仕事など)の活動量・・・・・30~35kcal
  • 主婦や軽作業の活動量・・・・・・・・・・・・・・25~30kcal

武さんの場合は、身長165センチ、体重69kgで、仕事は主に事務ですから、活動量は30kcalとして、計算すると、適正エネルギーは

計画的に減量し、コレステロールを下げる1.65×1.65×22×30≒1800kcal

となりますね。しかし、肥満を解消しコレステロール下げるためには、活動量を25kcalで再計算すると、1500kcalとなり、一日に300kcal(ご飯2杯分)の減量を試してみることができます。

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