コレステロールを下げるオレイン酸は良いことずくめ
前項までで、脂肪には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があり、コレステロールを下げる脂肪は不飽和脂肪酸であることが分かりました。しかし、実はこのコレステロールを下げる不飽和脂肪酸にも2種類あります。
武さん「コレステロール博士、不飽和脂肪酸というのはコレステロール値を下げる抜群の脂肪なんですね。私はこの脂肪だけを摂ることにします。これでコレステロールを脂肪(死亡)させます。なんちゃって!」
コレステロール博士「確かに脂肪を摂るなら不飽和脂肪酸のほうがいいですね。しかし、さらに不飽和脂肪酸には2種類に分けられて、悪玉コレステロールを(LDL)下げるだけでなく善玉コレステロール(HDL)を下げない理想的なものがあるのです」
2種類の不飽和脂肪酸
前々回も紹介しました通り、不和脂肪酸は下のように2種類あり、お勧めなのは、一価不飽和脂肪酸という種類のものですね。これは、悪玉コレステロール(LDL)を減らし、善玉コレステロール(HDL)を減らさないとう優れもの脂肪です。
┏ 一価不飽和脂肪酸・・・・善玉コレステロール(HDL)を減らさず、
不飽和脂肪酸━━━┫ 悪玉コレステロール(LDL)を減らす。
┗ 多価不飽和脂肪酸・・・・悪玉コレステロール(HDL)を減らすが、
善玉まで減らす可能性がある。
オリーブ油などのオレイン酸はおすすめ
悪玉コレステロールを下げる働きがあり、かつ善玉コレステロールを下げない一価不飽和脂肪酸は、オレイン酸に代表されます。オレイン酸が多く含まれている食品としては、オリーブ油、サフラワー油、なたね油、ショートニング、アボガドなどが上げられます。
これらは、悪玉コレステロール(LDL)を低下させ、善玉コレステロール(HDL)を低下させないという優しい脂肪酸です。
一方多価不飽和脂肪酸はリノール酸やリノレン酸と呼ばれるものです。これらが多く含まれる食品は、大豆油、トウモロコシ油、いわし、さんまなどの青魚に見られます。これらは悪玉コレステロールを下げますが、善玉コレステロール(HDL)まで下げる恐れがある脂肪酸です。
したがって、コレステロールを下げるための脂肪としては、オレイン酸を多く含む脂肪酸をお勧めします。
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