コレステロールを下げる脂肪(不飽和脂肪酸)を知っておこう!
コレステロール博士
「前項では、2種類の脂肪(飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸)について、取り上げました。コレステロールを下げるのは、不飽和脂肪酸でしたね。では、そのコレステロールを下げる不飽和脂肪酸の働きを見てみましょう。」
飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸
注意したいのは飽和脂肪酸で、これはコレステロールを上昇させる性質があります。飽和脂肪酸脂肪は肝臓で分解されますが、過剰な飽和脂肪酸が体内に取り入れられると、肝臓で処理できなくなり、血中のコレステロールが上昇するのす。
一方、不飽和脂肪酸の場合、血中のコレステロールを下げる性質があります。なぜなら、肝臓でコレステロールを分解し胆汁に変えて、体外への排出を促すからです。
この過程により、肝臓に蓄えられたコレステロールが減少し、血中のコレステロールを取り込もうとします。この肝臓の働きによって、血中のコレステロールが下がるというプロセスをたどるのです。
不飽和脂肪酸を摂ろう
上記のように、2つの脂肪酸のコレステロールへの影響が違いますので、コレステロールを下げるためには、
- 飽和脂肪酸の含まれる食品を避ける
- 不飽和脂肪酸の含まれる食材を摂る
ということが大切になってきますね。それは、肥満の解消にもつながります。とはいっても、不飽和脂肪酸は脂肪の仲間ですから、過剰に摂るのは避ける必要があります。これは、健康に良いどんな食材でもサプリメントでも同じことで、過ぎたるは及ばざるごとし、ですね。
摂取する脂肪の量の目安
脂肪を全くとらないというのは、健康のためのバランスの取れた食事にはなりません。しかし摂りすぎにも注意が必要ようです。勧められているのは、脂肪の量は摂取エネルギー全体の20~25%と言われています。
欧米の食生活スタイルが日本人の栄養バランスと健康を脅かしています。今では日本人の平均脂肪摂取量は総エネルギーの27%にも達しているのです。コレステロールが基準値を上回る人や、肥満が多いのもうなずけますね。
このままでは、日本人の生活習慣病患者がますます増加し、日本の社会保障費を圧迫し続けることになるでしょう。個人として、脂肪の摂りすぎには注意し、問題があるならコレステロールを下げる食事療法を本格的に取り組む姿勢が大切になってきます。
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