胸の痛みなら「狭心症」かも


高コレステロール血症は動脈硬化を引き起こし、それが心臓の冠状動脈に生じるなら「虚血性心疾患」(狭心症や、心筋梗塞)を発症させます。

コレステロールを下げる方法を模索中の患者

武さん:
「コレステロール博士、生活習慣病で恐ろしいものは、心臓にまつわるものと聞きました。いわゆる「ポックリと逝ってしまう」やつですね。心臓発作になる心臓の病気にはどのようなものがあるのでしょうか?」

コレステロールを下げる専門医

コレステロール博士:
「心臓発作は恐ろしい経験となり、誰でも避けたいものです。では、今回はコレステロールや中性脂肪が高い人にみられる心疾患について考えてみましょう。」

動脈硬化が原因の「狭心症」

動脈硬化から狭心症へ

すでに解説したとおり、高コレステロール血症などの高脂血症などが原因で心臓の冠状動脈に動脈硬化が起きるなら、それによって心臓に送られる血液の流れが悪くなります。それによって、心臓の鼓動に不可欠な酸素の供給がとどこおることが生じるわけです。これが「狭心症」です。

この狭心症が、さらなる冠状動脈の動脈硬化によって、突然の「心筋梗塞」につながるのです。

「狭心症」の発作

胸の急な痛みがあるなら、それは「狭心症」の疑いがあります。胸全体の痛み狭心症の特徴です。加えて、左肩、左腕、首、あごなどの心臓に近い部分にも痛みが生じることがあります。

発作の継続時間

狭心症の痛みは短くて数分で治まります。しかし中には15分ぐらい続く患者さんもいます。

発作を生じさせる活動

コレステロールを下げる方法で、狭心症予防を

 

安静時には狭心症の痛みはないものの、心臓に急な負担をかける動作や活動があります。たとえば、急に立つ、急に走ったり、興奮することによって、狭心症の発作が生じます。中には飲酒がきっかけとなり、発作につながるケースもあります。これらは「労作性狭心症」と呼ばれています。一方寝ているときなどの安静時にも発作が生じることがあります。これが、「安静時狭心症」と呼ばれています。

狭心症で死亡することはあまりないものの、心筋梗塞につながりやすいのが狭心症の怖さです。ですから、生活習慣を見直し、中性脂肪やコレステロールを下げる食事習慣、運動習慣を保つことは現代人にとって大切ですね。

 

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