コレステロールの運び屋リポタンパクは5種類だ!
コレステロール博士「前項で、脂質であるコレステロールが血液に溶けることができるのは、リン脂質やリポ蛋白(リポタンパク)など手をつなぐことで可能になることをお伝えしました。今回は、このリポタンパクの5つの種類を取り上げましょう。これを理解すれば、悪玉コレステロールと善玉コレステロールの正体が分かります。」
血液中のコレステロールの運び屋さん「リポタンパク」
リポタンパクはコレステロールと中性脂肪を血液中で移動し必要な細胞に届ける働きがありましたが、このリポタンパクは以下の5つの種類に分けられます。
- 低比重リポタンパク(LDL)
- 高比重リポタンパク(HDL)
- カイロミクロン
- 超低比重リポタンパク(VLDL)
- 中間比重リポタンパク(IDL)
5種類のリポタンパクの正体とコレステロールの関係
それぞれのリポタンパクの働きを簡単に見てみましょう。
低比重リポタンパク(LDL)=悪玉コレステロール
このリポタンパクはコレステロールを主に担当する運び屋です。LDLと言えば悪玉コレステロールのことですね。実は、悪玉コレステロールはコレステロールそのものでなく、コレステロールの運び屋である、低比重リポタンパク(LDL)だったのです。
高比重リポタンパク(HDL)=善玉コレステロール
高比重とあるとおり、最も重いリポタンパクです。これは、善玉コレステロールとも呼ばれています。リン脂質が主な成分ですが、働きとしては、LDLと違って余分なコレステロールを回収し、処理してくれる肝臓に運ぶ働きをします。これもコレステロールそのものではなく、コレステロールを処理するための運び屋という意味で、善玉コレステロールと呼ばれています。
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